作業工程
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井上徳木工の作業の工程
STEP.1 木取り
木材を製品に合わせて選別し数量や長さを裁断する工程です。
この時に、材料の木目や効率良い部材のカットをします。
また、材料の良し悪しや適材適所の部材など見極めながらの作業なので最初にして重要な工程です。
STEP.2 部材加工
製品の高さ・フチ厚みを各種木工用機械で加工切り分けする工程です。
部材の厚みなどは特にコンマ単位での精度が必要となり、商品のフォルムにも影響する作業です。
四角形はもちろん、三角形から八角形など接合部分は細かな調整も必要になります。
STEP.3 組立て
加工した部材を組み立てる工程です。
当工房では、留め継ぎ(45度などで組み合わせ)加工が主流で得意としています。
この加工は木の小口を見えなくするため商品の美しさや綺麗な仕上がりになります。
また、強度を持たせるために「ちぎり加工」や「内側に補強材組み合わせる加工」を併用する事もあります。
STEP.4 仕上げ
組み立てた製品を木工機械などで成形加工していきます。
その後、カンナやノミ、紙ヤスリなどを使い製品のねじれや表面の細かな微調整を行います。
この作業は、木工機械では出来ない人の手による感覚が大切な作業で熟練の技が必要です。